https://www.recordchina.co.jp/b874414-s25-c20-d0195.html


2021年4月2日、韓国・マネートゥデイは「現代(ヒュンダイ)・起亜自動車が『タイガー・ウッズの命を救った車』として注目され、米国進出以来、最多販売記録を打ち立てた」と伝えた。

記事によると、現代自は米国で3月に前年同月比117.3%増の7万8409台、起亜自は46.5%増の6万6523台を販売した。現代自(1986年)、起亜自(1994年)共に米国進出以来、最も多い販売台数だった。

新型コロナウイルスの影響を強く受けていた米国市場が回復し需要が増え、特にスポーツ多目的車(SUV)の販売が急増したという。とりわけ現代自の高級ブランド「ジェネシス」は、前年同月比210.2%増の3006台を販売。このうちGV80が1636台となっている。これも米国進出以来、最多記録だという。2月に世界的プロゴルファー、タイガー・ウッズが横転事故を起こした際に載っていたのがジェネシスGV80で、ウッズは足を負傷したものの命に別状がなかったことから、その安全性に注目が集まったことと、先ごろ米国道路安全保険協会(IIHS)の安全性評価で、最高評価の「トップセイフティピックプラス(TSP+)」を獲得したことが、その「成功要因」だと、記事は評価している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「現代自は今や世界的な名車だ」「現代・起亜自、万歳!。大韓民国、万歳!」「ジェネシス、カッコいいね」「ジェネシスは性能、コスパとも問題なし。ドイツ製だったら人気モデルになってただろうな」「まだ海外メーカーと比較すると劣勢ではあるが、この調子で頑張っていってほしい」「自分はアウディに乗ってるが、意外に故障は多い。ジェネシスブランドはまだ独メーカーに押されてはいるが、決して性能は劣らないよ」など、喜びと現代自への激励のコメントが殺到している。

一方で「輸出用だからだよ。国内向けモデルでは、そうはいかない」「米国向けに米国の基準で造った車だ。韓国で造った物とは安全性が全く異なる。韓国内を走っている車に米国で検査を受けさせたら、違う結果が出るだろうね」など、冷ややかな声も多く寄せられている。(翻訳・編集/麻江)