アメリカのバイデン政権が見直しを完了した対北朝鮮政策について、先週、アメリカが北朝鮮側に内容を説明するための接触を要請し、北朝鮮側も「受け付けた」との反応を示したと、複数の韓国メディアが報じました。

韓国の聯合ニュースやSBSテレビなどは11日、バイデン政権が先週、北朝鮮側に新たな対北朝鮮政策の内容を説明するために接触を要請したと伝えました。これに対し、北朝鮮側からは「きちんと受け付けた」との反応が示されたということです。

韓国メディアは「北朝鮮が実務レベルでは接触提案を受け入れた」と見ていますが、今後、実際にアメリカ側との接触に応じるかは、北朝鮮内部で上層部に報告がされてから検討を経て、方針が決まるとの見方と示しています。

ホワイトハウスが、先月30日に見直しが完了したと発表した対北朝鮮政策では、「開かれた現実的なアプローチで、北朝鮮との外交交渉を模索していく」との方針が示されています。 一方で、トランプ政権が目指した「包括的な取引」や、オバマ政権が進めた「戦略的忍耐」の手法は取らないとしています。

5/11(火) 11:26配信 記事元 日テレNEWS24
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