┃「独立運動の映画制作が夢の歴史マニアなのに・・・
┃ 自分の曽祖父がハイランクの親日派だったとは」

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▲ とあるハイランクの親日派の写真。(記事の内容とは無関係です)
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韓国史の資格証を取るほど歴史が好きだったある学生が、親日派の子孫であることを知って悩むエピソードが改めて取り上げられ、話題を集めている。

韓国国内のオンラインコミュニティーであるワイゴス(YGOSU)に、『自分は親日派の子孫らしい・・・』というタイトルのスレッドが投稿された。これは2017年6月に、ネイト板に投稿された同名のエピソードを共有したものである。

これによれば、普段から歴史が大好きだったスレ主は、韓国史の資格証2級を取得して1級に備えていた。

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▲ スレ主が勉強していた韓国史の資格証関連の参考書。

そんな中、某テレビの芸能番組で行われていた歴史ヒップホッププロジェクトを通じて尹奉吉(ユン・ボンギル)を尊敬するようになったスレ主は、これを基にした小さな映画を製作したくなった。

ところが3か月前、天霹靂 (青天の霹靂)のような知らせを聞くことになった。

祖母の誕生日の際、日本の軍服を着た曽祖父の写真に接したスレ主は、祖母に曽祖父の名前を尋ねた。

スレ主はすぐにインターネットで曽祖父の名前を検索すると、日本との契約で朝鮮側が不利な契約をするように助力すたハイランクの親日派だった事実を知ることになった。

スレ主は、「自分がそのような者の血筋というのが申し訳なくて、生きるのが嫌になる」とし、「自分が尹奉吉先生を尊敬してもいいのかと、後に独立映画を作っても意味が色褪せそうだ」と自責した。

同時に、「祖母が親日派の(祖母の)父親について、特に悪びれる様子もなく名前を教えてくれたこともかんしゃくおこる(むしゃくしゃする)」とし、「自分が恐れ多くもウリナラ(我が国)の歴史を知ってもいいのだろうか」と言いながら締めくくった。

これについて一部のネチズンは、「本当に申し訳ないと思うのならば一生懸命勉強して歴史を十分に知り、独立運動家の子孫に寄付したり善行を施せば、その時こそ本当にスレ主の気持ちも楽になると思う」、「スレ主の心が苦しいのなら、さらに一生懸命になればいいと思う」、「映画で稼いだ収益金を独立運動家の子孫に寄付してほしい」などの反応を見せてスレ主を慰めた。

その一方、「自分の曽祖父は独立運動家だったのだが、多くの財産を洞内(町内)の親日派に全部奪われた。スレ主のせいではないが、罪もなく苦痛を受けた人々を考えて、親日派の子息という件で恥を持って暮らしてほしい」と忠告する者もいた。

ソース:ウィキツリー(韓国語)
https://www.wikitree.co.kr/articles/654818