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(台北中央社)日本政府が台湾への新型コロナウイルスワクチン寄贈を決めたのを受け、台湾を拠点に活躍する日本人芸能人らが相次いで「日台友好」の精神をたたえるコメントを各自のフェイスブックに中国語で投稿した。

女優、司会者、歌手などとして活躍する千田愛紗さんは4日午後、報道を見て「とても感動した」と喜び、東日本大震災の時の義援金や、昨年日本でコロナの感染拡大が始まった時のマスク寄贈など、「台湾人が助けてくれた全てのことを、日本人は心に刻んでいます」とつづった。

4日午前に「台湾と日本は互いに助け合う友人で、日本が必要としている時、台湾がためらわず手を差し伸べてくれました」と記したのは、女優の大久保麻梨子さん。「危機に見舞われた時に手を差し伸べ合える友がいることに心が温まります」と喜んだ。

タレントで司会者の夢多(大谷主水)さんは3日、「台湾に長期滞在している日本人としてとてもうれしい」と投稿し、日本が困難に直面した時、誰よりも早く手を差し伸べてくれた台湾に感謝。ほとんどの日本人が「日台は本当の友人だと分かっている」と強調し、日本と中華民国(台湾)の国旗の画像を添えて「一緒にがんばろう」と励ましのメッセージを伝えた。

日本政府から無償提供されたアストラゼネカ製ワクチン124万回分は4日午後1時58分ごろ、台湾桃園国際空港に到着した。

(王心、/編集:塚越西穂)

中央社フォーカス台湾 2021/06/04 18:39
https://japan.cna.com.tw/news/aart/202106040011.aspx