https://www.recordchina.co.jp/b877588-s25-c100-d0195.html

2021年6月4日、韓国メディア・韓国日報は「東京五輪の公式サイトに独島(日本名:竹島)を自国領だと表記した日本に対抗し、慶尚北(キョンサンブク)道が『独島エビ』の稚エビ20万匹を鬱陵(ウルルン)海域に放流した」と報じた。

記事によると、「独島エビ」と呼ばれるエビは3種あり、このうち最も価格が高いトヤマエビを、漁業関係者の所得増大と「独島に対する実効的支配の事実」の広報を目的として、慶尚北道水産資源研究院が放流した。「独島海域」にはトヤマエビのほかにイバラモエビ、シマエビが生息しているという。トヤマエビは2017年に当時のトランプ米大統領が訪韓した際に「独島エビ」として食事に出され、「世界的に注目された」としている。

同研究院は13〜18年にもイバラモエビを毎年5万〜10万匹放流した。18年からトヤマエビの稚エビを国内で初めて生産し、鬱陵島と「独島海域」に放流した。

慶尚北道のカン・ソンジョ行政副知事は「日本の領土侵奪の野望に対抗し、独島海域の水産物放流事業を拡大していく」と話しているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「魚に餌をまいただけじゃん」「魚に食べられちゃっただろうな」「韓国の税金で放流して、中国の船にごっそり持っていかれる(笑)」などのコメントの他、「(五輪)韓国代表の全てのウェアと持ち物に独島が表記された地図を入れよう」「くだらないことをしてないで、五輪をボイコットすればいい」「BTSが独島でMVを撮ってYouTubeに上げよう。タイトルは『独島は韓国領』。真実には日本のARMY(ファン)だって共感するはずだ」「BTSを独島に行かせれば解決する」「独島に警察じゃなくて軍隊を駐留させよう」「今後、次期大統領の独島訪問を恒例行事化しよう」などの意見が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)