>>1のつづき

スタジオには、当時の端島炭鉱の坑道を再現したセットも登場した。NHKの捏造映像に基づいたセットだった。チェ・テソン講師とコメディアンのイ・ユンソクは、つるはしと石炭を入れる袋を持ち、しゃがんでセットの中に潜り込んだ。画面には、『実際の坑道はもっと狭くて劣悪です』という字幕を出した。

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▲ NHKの誤った映像を基に製作された端島炭鉱の坑道の模型。資料によれば、端島炭鉱は大型の炭鉱で、伏せなければならないような狭い坑道はなかった。
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軍艦島で朝鮮人に対する差別がなかったわけではないが、必ずしも奴隷ではなかった。朝鮮人と日本人は同じ空間で働き、全く同じ給与をもらっていた。鞭打ちや拷問、虐殺などはデタラメな話だ。軍艦島が厳しい労働環境だったのは事実だが、NHKの映像のように坑道が狭いとか生身でつるはしを持って原始的には働いていない。

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▲ 映画『軍艦島』で描いた端島鉱山の内部の様子。NHKの映像が与えた否定的の影響が明白である。
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軍艦島の実体を捏造したNHKの映像は、今日の韓国で盲目的な反日感情の増幅に積極的に活用されている。これに最近、日本の国民会議はNHKに対し、捏造報道の責任を取り『誤った報道を訂正して流布した映像を回収せよ』と積極的に要求している。このような要求に対し、NHKは容認できないという立場である。

一方、韓国国内のある韓日歴史紛争の専門家は、「朝日新聞と共に日本の代表的な反日左翼メディアとして数えられる日本の公営放送NHKが、日本の自虐的近現代史の歴史歪曲の元凶として浮上した」とし、「誤った報道を訂正しない場合、慰安婦問題の虚言で朝日新聞が指弾されたように、徴用工問題の虚言でNHKが指弾されるだろう」と述べた。

(おわり)