主に中国製の新型コロナワクチンを接種している国では、接種率が上がっても感染が拡大しているとアメリカのメディアが指摘した。

 ニューヨーク・タイムズは22日、「中国のワクチンに頼った国はいま、感染拡大と戦っている」と題した記事を掲載。主に中国製ワクチンが使用されているバーレーンやチリなどの4カ国では、人口の50〜68%が接種を完了したにもかかわらず、世界で最も感染状況が悪化している10カ国に含まれるという。ファイザー社とモデルナ社のワクチンは90%以上の有効性が確認されているのに対して、中国製のシノファームは78%、シノバックは51%の有効性に留まるとされている。

 ニューヨーク・タイムズは「因果関係は完全には分かっていない」としながらも、「中国製ワクチンには感染を防ぐ効果がさほど無いかもしれない」と指摘している。
(ANNニュース)
 
ABEMA TIMES 2021.06.24 14:23
https://times.abema.tv/news-article/8663665

▶映像:ニューヨーク・タイムズ「中国製ワクチンには効果が無い」と指摘
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