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▲ 去る18日の午後、晴海地区のオリンピック選手村にある韓国選手団の宿所棟に新たに掛けられた『虎が降りてくる』の応援垂れ幕。
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東京オリンピックの開幕を控え、選手村の垂れ幕をめぐる神経戦が続いている。我が国がイ・スンシン(李舜臣)の垂れ幕を使用しない代わりに『虎が降りてくる』の垂れ幕を掲げると、すぐに日本のネチズンたちは妄言に近い非難を吐き出した。

日本の韓流専門メディアである『ワウコリア(WoW! Korea)』は19日、大韓体育会が選手団の宿所に新たに掲げられたた垂れ幕が日本のネチズンたちの怒りを買っていると報道した。これによれば、一部の日本人は「 “虎が降りてくる” は日本が朝鮮虎を絶滅させたという信仰心を表している」、「独島(トクド)表記も描かれているが、これはどさくさに紛れて所有権を主張しようという魂胆」などの主張をしている。

これらはオンラインコミュニティーの関連コメントにも、「韓国は国際ルールの遵守より、反日精神の方が優先される国」、「オリンピック精神より反日精神を優先させた結果」、「子どもの頃から反日思想を叩き込まれてきた結果」、「国民性が全く改善されない」という妄言コメントを寄せている。

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▲ 去る16日の午後、晴海地区の選手村に掛けられたイ・スンシンの垂れ幕。
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これに先立ち、今回の議論は日本の極右団体が韓国選手団の宿所棟に掛けられた垂れ幕を問題視して始まった。該当の垂れ幕には、『臣にはまだ5千万国民の応援と支持が残っています』というフレーズが書かれた。壬辰倭乱(文禄・慶長の役)当時、イ・スンシン将軍がソンジョ(宣祖)に捧げた状啓(報告)のうち、「臣にはまだ12隻の船が残っております」という部分からアイデアを得た。

日本のメディアは反日感情と政治的な意図があるという報道を出し、IOCは我が国の選手団に撤去を要請した。オリンピック関連の全ての場所において、いかなる政治的、宗教的、人種的活動を容認しないというオリンピック憲章50条によるものである。大韓体育会はこれを受け入れる条件として、競技場内での旭日旗の応援を防ぐべきだ主張、IOCも同意した。

その後、『虎が降りてくる』の垂れ幕が掛けられたのは17日の午前である。『虎が降りてくる』はパンソリ(伝統芸能)水宮歌(スグンカ)の一部分で、最近話題を集めたバンド『イナルチ』の曲名でもある。

ソース:朝鮮日報(韓国語)
https://www.chosun.com/international/international_general/2021/07/20/CP6GML543JHCZH2TR5MZNA6VRM/?