【ソウル時事】30日付の韓国紙・東亜日報によると、国際原子力機関(IAEA)は報告書で、北朝鮮が7月初めから寧辺の核施設にある黒鉛減速炉(5000キロワット)を再稼働させた兆候があると明らかにした。

 黒鉛減速炉を稼働させた兆候が捕捉されたのは2018年12月以来。北朝鮮が中断していた核開発を再開した可能性がある。

 寧辺には北朝鮮の核関連施設が集中しており、黒鉛減速炉の使用済み核燃料を再処理し、核爆弾の原料となるプルトニウムを抽出する作業が行われてきた。東亜日報が入手したIAEAの9月定例理事会の報告書によると、黒鉛減速炉で冷却水排出などの兆候が観測されたという。 

Yahoo!JAPANニュース/時事通信 8/30(月) 9:33配信
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