ジョー・バイデン米大統領とムン・ジェイン(文在寅)韓国大統領との2回目の首脳会談は不発となった。オンラインにより出席した2020年を除いて、国連総会期間に米韓首脳会談が行われなかったことは、文大統領の任期中では今回が初めてである。しかし両国首脳の「遭遇」の可能性が排除されたわけではない。

青瓦台(韓国大統領府)の高位関係者は、文大統領の訪米前である今月15日記者たちに「今回の文大統領の国連総会の出席期間における米韓首脳会談は、推進されていなかった」とし「バイデン大統領は国連総会の基調演説のためにニューヨークを訪れるがその滞在期間は短く、まだ会談を行なっていない首脳に集中すると聞いている」と語った。

つづけて「米韓首脳間で、様々なきっかけを通じて協議の機会があることを期待している」と語った。

これは、バイデン大統領との「遭遇」の可能性は排除されていないことを意味した発言だとみられる。ことし6月のG7サミットでは当初、文大統領と菅義偉首相の略式首脳会談は不発となっていたが、両首脳は少しの間会って対話を交わしている。


2021/09/20 12:38配信 Copyright(C) herald wowkorea.jp 96
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