【ソウル聯合ニュース】韓国国際交流財団(KF)は8日、市民社会交流により韓日両国の望ましい未来を模索するイベント「2021韓日市民100人未来対話」を12〜14日にオンライン開催すると伝えた。ソウル大日本研究所、早稲田大韓国学研究所との共催。

 両国から非政府組織(NGO)関係者、教師、学生、アーティスト、会社員など100人が参加する。参加者は「韓日市民が共につくり上げる未来ビジョン」をテーマに、「朝鮮半島および北東アジアの平和」「少子高齢化時代」「気候変動と感染症」「草の根交流」などについて意見を交わし、解決策を探る。

 12日の開会式には李根(イ・グン)KF理事長、金顕哲(キム・ヒョンチョル)ソウル大日本研究所長、李鍾元(イ・ジョンウォン)早稲田大韓国学研究所長らが出席する。韓国手話アーティストで「知韓派」タレントとして知られる藤本紗織氏が基調講演を行う。13日に分科別の議題に対する発表と討論、14日に総合討論を予定する。

 李理事長は未来対話について「既存の専門家中心の対話チャンネルと違い、市民社会の協力と交流を広げるために設けた対話の場。一過性の集まりに終わらず、交流が続くよう後続のイベントも企画していく」と話している。


聯合ニュース 2021.11.08 13:03
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