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▲三悪韓国産虎の剥製標本

(木浦=聯合ニュース) 2022年壬寅年、黒虎の年を控えて国内唯一の韓国産虎の剥製標本に関心が集まっている。

この標本は港町で海と島に囲まれ、虎とは距離が遠い全南(チョンナム)木浦(モクポ)ユダル小学校にある。

博物館や展示館でもない小学校に虎剥製が置かれた理由はこうだ.1908年、ある農夫が霊光郡(ヨングァングン)仏甲面(プルガンミョン)仏甲山麓のわなにかかった雌虎を発見して捕まえた。虎は10才程度で胴長約1メートル60センチ、身長95センチ、体重約180キロと推定される。

虎は当時、日本人の富豪が買い入れ、彼は日本で剥製処理後、1909年、日本人学生が通う木浦ユダル小学校(当時、木浦公立シンサン小学校)に寄贈した。この剥製は今にいたるまで113年間、学校本館廊下のガラスケースで展示されている。

しかし、この剥製は韓国虎唯一の採集標本で年代、地域が明確に書かれている貴重な歴史的資料でさらに多くのき損防止のために体系的な管理が必要だ。

この標本は韓国に虎が生きていた事実を証明する唯一の資料だが、小学校の廊下に113年間あって標本としての価値が失われているという。

キム・ソクイ理学博士は30日「ガラスケースに保管展示される前に標本が太陽光にさらされて脱色され、毛の長さも腐って短くなり、毛質も荒くなっている」と診断した。

木浦市の関係者は「この標本はユダル小学校の私有財産ではなく、国家共有財産にして、さらに悪化する前に体系的な保存管理が至急だ」と明らかにした。

木浦市と湖南(ホナム)圏生物資源館はユダル小学校に標本保存処理、展示などのために数回接触したが学校側が拒否した。学校側は学校の資産であって、同窓会が強力に反対して仕方ない、という立場を見せる。

ソース:聯合ニュース(韓国語)国内唯一韓国産虎剥製標本…"体系的保存・管理至急"
https://www.yna.co.kr/view/AKR20211230101600054

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