韓国のバッテリー製造会社LGエナジー・ソリューション(LGES)は、ホンダと米国でバッテリー合弁事業を設立することを計画している。韓国の毎日経済新聞が業界筋の話として14日に報じた。

検討されている合弁事業のコストは最大4兆ウォン(34億ドル)で、年間生産能力は最大40ギガワット時で、電気自動車(EV)60万台の電力供給に十分な規模という。合弁設立時期などの詳細は明らかになっていない。

LGエナジーは「自動車メーカーとの協力に向け、合弁事業の設立を含めさまざまな方法を検討しているが、何も決まっていない」と声明を発表した。

ホンダにこの報道についてコメントを求めたが、回答を得られていない。

LGエナジーはLG化学の子会社で、世界のEVバッテリー市場で20%以上のシェアを占めている。テスラやゼネラル・モーターズ(GM)、フォルクスワーゲン(VW)などにバッテリーを供給している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/102fbdad391a5c2b892a5db9b9027e4729df197d