サッカーJリーグのチームに所属するブラジル人選手が韓国で滞納した税金約1000万円について、名古屋国税局が韓国税務当局の代わりに徴収していたことが26日、関係者への取材で分かった。韓国側から要請があり、昨年までに徴収を終えて送金したという。

 関係者によると、この選手は以前、韓国リーグのチームに所属。その後、名古屋国税局管内のJリーグチームに加入した。関係者によると、韓国内で差し押さえる資産がないため、韓国側が「税務行政執行共助条約」に基づく徴収共助の制度を活用して日本側に依頼。同国税局が選手の報酬の一部を差し押さえたという。
 選手は現在、日本国内の別チームに在籍している。

時事ドットコム 2022年01月26日19時20分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022012601045&;g=soc

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