北朝鮮外務省は、ことし相次いで行っているミサイルの発射実験について「戦争抑止力を強化するための歴史的事業だ」と誇示したうえで、
みずからの核・ミサイル開発について「アメリカ本土を射程に収め、世界をしんかんさせている」として、アメリカを改めてけん制しました。

北朝鮮外務省は、朝鮮人民軍の創設記念日となった8日、核・ミサイル開発について談話を発表しました。

この中で、先月30日に発射した中距離弾道ミサイル「火星12型」などことしに入って7回行ったミサイルの発射実験について、
最大の敵だと位置づけるアメリカを念頭に「戦争抑止力を強化するための歴史的事業だ」と誇示しました。

そのうえで、2017年11月に発射した、ICBM=大陸間弾道ミサイル級の「火星15型」について
「アメリカ本土を射程に収めるミサイルの発射実験まで行い、世界をしんかんさせている」としてアメリカを改めてけん制しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220209/k10013475381000.html