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ウクライナ侵攻間近 北方領土を不法占拠されている日本、岸田政権“決断のXデー” 「ブダペスト覚書の教訓」を放棄したらどうなるか [ばかばっか★]
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0001国土を守らぬ@ばかばっか ★
垢版 |
2022/02/15(火) 07:58:24.18ID:CAP_USER
ウクライナ情勢が一段と緊迫化している。ロシアとベラルーシが大規模な軍事演習を続けるなか、ロシア軍が数日内にウクライナに軍事侵攻するとの分析が流れ、日本を含む各国政府はウクライナから直ちに退避するよう自国民に勧告した。ジョー・バイデン米大統領は12日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と電話会談を行ったが、立場の隔たりは埋まらなかった。バイデン氏は13日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領とも電話会談した。ウクライナの現実は、北方領土を奪われたままのロシア東方の隣国、日本の教訓でもある。産経新聞論説副委員長の佐々木類氏が、「平和ボケ」の日本に警鐘を鳴らした。



ロシア軍によるウクライナ侵攻の「Xデー」が迫っている。米政府は11日、ウクライナに滞在する米国人に対し、「今後48時間以内」の退避を呼びかけた。ロシア外務省も翌12日、ウクライナにあるロシア大使館などの機能の一部を縮小すると発表した。

バイデン米大統領と、プーチン露大統領が電話で協議したり、フランスとドイツの首脳が外交決着を目指して対露外交を活発化させているが、「タイムリミットが近づいた」とみるべきだ。

NATOの東方拡大、すなわち、ウクライナの加盟をめぐる米露首脳会談は決裂した。だからこそ、米政府は自国民の退避を呼びかけたのである。

これを確たる根拠もなく、「外交的駆け引きの一環で、チキンゲームだ」などと矮小化すれば、21世紀最大の危機的状況の趨勢を見誤ることになる。

独裁を強めてきたプーチン氏にとって、ウクライナのNATO加盟を阻止する確約が得られなければ、それは政治的な「死」を意味する。

一方、すでに自国領土の一部、クリミア半島を奪われたウクライナは、いずれNATOに加盟する。これも絶対に譲れない一線だ。

ロシアが仮に確約もなく、ウクライナ国境に集結させた13万人もの軍隊を撤退させれば、欧州における米露の覇権争いで、ロシアが西側の軍門に下ることを意味する。冷戦に続く2度目の敗北である。

ソ連時代の旧衛星国が、オセロゲームのようにNATOに加盟していくなか、NATO諸国との緩衝地帯にあるベラルーシとウクライナは、ロシアにとって「最後の砦」でもある。米ソ両国による核戦争の可能性が叫ばれた1962年のキューバ危機を思い出せば、ロシアの焦りも理解できよう。ウクライナは、ロシアにとってのキューバなのだ。

そこにNATOのミサイルを配備されるようなことになれば、ロシアの命運は尽きる。何しろウクライナの首都キエフからモスクワまでの距離は800キロに満たない。

国境に張り付いたロシア将兵も人の子だ。極寒の中、いつまでも待機させられれば士気も低下する。こちらも限界だ。

想起するのは、1994年の「ブダペスト覚書」である。ウクライナがソ連時代から保有していた核兵器を放棄する代わりに、米国と英国、ロシアなどの署名国がウクライナの安全を保障するという内容だ。

その結果が、ウクライナを取り巻く現在の惨状である。「自分の国は自分で守る」という当たり前のことを放棄したら、どうなるかを身をもって教えてくれている。

日本国憲法前文にある「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」というのは平和ボケの幻想であり、国民の生命と財産、国家の運命を他国に託すというのは、絶対に間違っているという教訓だ。

米国はポーランドなどに3000人の米軍を派遣したが、「この地域への関与を続ける」というアリバイづくりでしかない。ロシアにとっては痛くもかゆくもなかろう。

バイデン氏は、ロシアへの経済制裁を強調するが、軍事オプションをとらないことを早々と宣言する悪手を打ってしまった。これが事態を悪化させている。

ロシアに北方領土を不法占拠されている日本は「主権と領土の侵害」という点でウクライナと変わらない。米英など先進7カ国(G7)よりも前に立って制裁カードを切るべきなのだ。クリミア半島がロシアに占領された2014年、日本は北方領土交渉への影響を懸念して、ビザ発給協議の停止など、制裁にもならない制裁≠ナお茶を濁した。

厳しい制裁をためらえば、足元を見られるだけである。岸田文雄首相の決断が求められる。

https://www.zakzak.co.jp/article/20220215-JA6YOTJHAZP27MKNRJZRLYOO2Q/
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