◆北京冬季五輪 ▽カーリング女子 日本4―8スイス(17日・国家水泳センター)

 女子の予選リーグ最終戦が行われ、世界ランク7位の日本代表で、18年平昌五輪銅メダルのロコ・ソラーレは、同2位で21年世界選手権女王のスイスに4―8で敗れて通算5勝4敗となるも、2大会連続の準決勝進出を決めた。

 予選突破を争っていた韓国が同時刻の試合でスウェーデンに敗れたため。日本が4位、英国が3位で準決勝に進出した。

 不利な先攻で始まった日本は、第1エンド(E)に1点を取らせ、第2Eに2点をゲット。さらに第3Eに1点を取らせ2―2とする理想的な序盤戦を展開。だが第4Eと第5Eにスキップ藤沢五月のショットが乱れ、1点、2点と連続スティールを許し、2―5で前半を終えた。後半第7Eに2点を返し4―5と迫ったが、第9Eに3失点し突き放された。敗戦の瞬間、藤沢は涙をこぼしていた。

 今大会、ここまでの日本は10日の1次L初戦で、前回女王のスウェーデンに5―8で敗れ、黒星スタート。11日はカナダに8―5で勝利し、12日にはデンマーク、ROCともに逆転勝ちした。13日の休養日を挟み、14日は午前中に中国と10―2、午後は“眼鏡先輩”擁する韓国に5―10で敗れた。15日には前回大会の3位決定戦の相手・英国に第8エンドのコンシードで、4―10で痛恨の連敗。だが、16日に米国を破り、準決勝へと望みをつなぐ5勝目を挙げていた。

Yahoo Japan!/スポーツ報知 2/17(木) 17:50 配信
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