“フィギュアクイーン”キム・ヨナ(31)が、2022年北京五輪の不可解な判定疑惑に対する考えを伝えた。

キム・ヨナは去る23日に放送されたSBS「チュ・ヨンジンのニュースブリーフィング」に出演し、「今回の五輪に出場した選手は、判定をめぐる議論の中で毅然とした態度で臨んだ」という司会者の言葉に、「スポーツをするすべての選手たち、またスポーツを愛するすべての人たちが知っていて信じているスポーツ精神というものがある。だから、それ(スポーツ)をする人も見る人もみんな感じるし共感する」と語った。

 キム・ヨナは「視聴者の立場で競技を見て応援した。すべての種目の選手たちが良い結果を残し、一方で残念な結果となってしまった選手たちもいたが、心から応援した。特にフィギュアスケートは(韓国で)初めてシングルに4人も出場し感無量だったし、全員を幼い頃から見てきたから、オリンピックで演技する姿にとても心が満たされ感心した」と語った。

 女子シングルに出場したユ・ヨン(17)やキム・イェリム(19)など “キム・ヨナキッズ”と呼ばれる後輩たちが良い成績を収めたことについては「強豪国の選手に比べて良い成績を出すのはちょっと難しいのではないかと思い、熱心な選手たちを見ると気の毒だったが、今はそんな心配はしなくてもいいと確信した。そういうことを乗り越えられるほどの技量を維持してくれた」と喜んだ。

 最後にキム・ヨナはフィギュアスケートをしながら大変だった時代を回想し、江原冬季ユースオリンピック出場を控えた選手たちに応援メッセージを伝えた。

 彼女は「とても小さい時にフィギュアスケートを始め、どれほど大変なのかもわからず楽しんで滑った。年をとるにつれて、成長期には心理的、肉体的に本当に多くの困難があった。体調も崩して負傷も多く、毎日泣きながら練習していた」とし「今回のユース五輪に出場する選手たちがその時期だろう。わたしもユース五輪があればどんな気持ちだったのだろうかと考えるようになる」と述べた。

 また「わたしも経験があるので、よく乗り越えて克服して頑張ってという言葉を必ず言ってあげたい」と付け加えた。

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