【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社、エムブレインパブリックが27日に発表した韓国大統領選(3月9日投開票)候補の支持率に関する世論調査の結果によると、革新系与党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)前京畿道知事と保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長の支持率が誤差の範囲内で拮抗(きっこう)した。

 調査は25、26の両日、満18歳以上の1014人を対象に行われ、「もし明日が大統領選投票日ならどの候補に投票するか」との質問に対し、42.4%が尹氏、40.2%が李氏と答えた。

 両氏の支持率の差は2.2ポイントと誤差の範囲内だ。5〜6日に行われた調査に比べ李氏は4.5ポイント、尹氏は5.8ポイントそれぞれ支持率が上昇した。

 中道系野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表の支持率は9.0%、革新系野党「正義党」の沈相ジョン(シム・サンジョン)元党代表は2.8%だった。

 野党陣営の候補一本化が選挙戦の構図を変える最大の要因に挙げられているが、一騎打ちを仮定した場合の支持率の差も誤差の範囲内となった。

 「李氏と尹氏の一騎打ちになると仮定した場合にどの候補に投票するか」との質問に対し、45.5%が尹氏、44.6%が李氏と回答。支持率の差は0.9ポイントにとどまった。

 李氏と安氏の一騎打ちになると仮定した場合の支持率は安氏が41.7%、李氏が40.2%だった。

 「次期大統領に当選する可能性が高いと予想する候補は誰か」との質問には46.8%が尹氏、40.0%が李氏と答えた。

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