尹大統領は元慰安婦問題で日本から謝罪を取り付けられる!? 
日韓首脳会談に消極的な日本、積極的な韓国!
辺真一ジャーナリスト・コリア・レポート編集長 6/19(日) 13:58
news.yahoo.co.jp/byline/pyonjiniru/20220619-00301653
大統領に当選してからも岸田首相との電話会談(3月11日)では
「「両国の懸案を合理的にかつ相互共同利益に合致するよう、解決していくことが重要だ」と強調し、
また相星孝一 駐韓日本大使との会談(3月28日)でも
「日韓関係には解決の難しい問題もあるが、誠実さを持ち、
互いに疎通して対話をすれば、難しい問題ではない」とのべ、
大統領就任式(5月10日)に出席した林芳正外相には
「早期に首相にお目にかかれることを期待する」と、
岸田首相との首脳会談に意気込みを示していた。

それだけに日本側のつれない対応には当惑しているようだ。

日本がNATO首脳会議に合わせて日韓首脳会談を開くことに乗り気でない以上、
韓国としても体面上、これ以上拘るわけにはいかず、外交部は一転
「韓日首脳会談を必ずやるべきだとは考えていない」と言い出し始めた。
それでも、尹大統領自身が

「どのような形であれ、首脳が会うことが重要ではないか。
まだすべての可能性が開かれている」
と口にしているように韓国がまだ日韓首脳会談に未練を持っているのは間違いなさそうだ。

日本が首脳会談を躊躇っている理由の一つには韓国の調査船が先月末に日本の抗議を無視し、
竹島(韓国名:独島)周辺で海洋調査を行ったことへの反発もあると伝えられているが、
何よりも元徴用工や元慰安婦問題で韓国が解決策を示さないことに苛立ち
を覚えていることにあるようだ。

韓国の政権が日本に厳しいスタンスの進歩政権から
日本寄りの保守政権に変わったからといって前政権に回答を迫っていた問題を
棚上げにしたままで首脳会談に臨むのは
参議院選挙を前にして得策ではないとの判断も働いているようだ。