韓国銀行の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁が「来週訪韓予定の米国のジャネット・イエレン財務長官が秋慶鎬(チュ・ギョンホ)経済副首相兼企画財政部長官に会って韓米通貨スワップに関して議論することを期待する」と13日、定例記者懇談会で明らかにした。

韓銀によると、イエレン長官は今月19日に訪韓して秋副首相と会う。

また、李総裁とも単独面談を行う。イエレン長官はこの席で外国為替市場安定化方案などを議論するものとみられる。

李総裁は年末に政策金利が2.75%~3%まで引き上げられるかもしれないという市場見通しについては「物価が急上昇しており、今の期待では合理的」としながらも「不確実性が高いため実際に2.75%以下になるか、3%になるかは主要先進国の金利や原油価格、景気などさまざまな要因に左右されると考える」と述べた。

韓銀金融通貨委員会はこの日午前9時に開かれた通貨政策方向会議で、現在年1.75%の金利を2.25%に0.50%ポイント引き上げる「ビッグステップ」を断行した。


中央日報日本語版 2022.07.13 13:49
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