北方四島 元島民らの「洋上慰霊」始まる 交流事業見送りの中
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ロシアによるウクライナ侵攻の影響で北方四島との交流事業が見送られる中、
元島民らが船から先祖を供養する「洋上慰霊」が23日から始まりました。
 
「北方墓参」や「ビザなし交流」などの北方四島との交流事業は、
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響で今年度の実施は当面、見送られています。
 
こうした中、千島歯舞諸島居住者連盟と道は、
故郷の島を訪問できない元島民らの要望を受けて、
船から先祖を供養する「洋上慰霊」を23日から10回に分けて実施することになりました。
 
初回の23日は元島民や家族など42人が参加し、
根室港で行われた出発式では鈴木知事が「島を思う皆さんの思いが先人の眠る島に届くことを願っています」
とあいさつしました。
 
このあと感染対策のための改修を行った専用の船「えとぴりか」に乗り込み、午前9時半すぎに港を出発しました。
 
当初は歯舞群島を望む中間ラインの手前まで進む予定でしたが、
天候が悪かったため、沖合に出たところの洋上で慰霊祭が行われました。
そして、およそ1時間後の午前10時半すぎに港に戻りました。
 
洋上慰霊は来月10日にかけて10回行われ、全国から延べ331人が参加する予定です。
(07/23 12:01)
 
★ ソースは NHK [日本] とか。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220723/k10013732141000.html
 
★ 画像。
ttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20220723/K10013732141_2207231149_0723120136_01_02.jpg
ttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20220723/K10013732141_2207231149_0723120136_01_03.jpg