https://i.imgur.com/okTJ43K.jpg
長崎県松浦市鷹島 グーグルマップ

昨年済州(チェジュ)で行方不明になった60代の韓国人女性の遺体が日本の海上で発見された。警察は日本インターポールと協力して遺体の身元を確認し、遺族に引き渡した。

KBS(韓国放送公社)の2日の報道によると、昨年10月27日に済州オルレ(トレッキングコース)第5コースを歩いている途中に行方不明になった済州道民のイさん(66)が約300キロ離れた日本で発見された。

当時、イさんの家族は家を出た後から連絡がつかないイさんを捜し始め、警察に届けた。警察は監視カメラの映像などを分析し、イさんが最後に西帰浦市南元邑(ソギポシ・ナムォンウプ)マンジャン浦付近にいたことを確認した。


その後、消防と海警、特攻隊と海兵隊などに協力を要請し、大々的な捜索作業をしたが、イさんは見つからなかった。

そして今年5月、警察庁に日本インターポールから国際協調要請があった。長崎県松浦市鷹島で発見された遺体の身元確認が必要だとしてDNA分析を要請した。

遺体はイさんが行方不明になってから2カ月後の昨年12月に鷹島の港で漁業関係者が発見し、警察に通報したことが把握された。直線距離で300キロ近く離れた海上だ。

警察はイさんの家族のDNAや歯の構造などを分析して親族関係を確認し、届け出から11カ月ぶりに遺体を遺族に引き渡した。

西帰浦警察署の関係者は「行方不明者を捜し出すために最善を尽くしたが残念なことだ」とし「遅くなったが、故人が家族の元に戻ったのはよかった」と話した。

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
2022.09.03 12:42
https://s.japanese.joins.com/JArticle/295136?servcode=400§code=430