0131<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
2022/09/28(水) 01:23:08.47ID:3DK0Z1vA0EVは何故消せないか
リチウム電池の特性
80℃を超えると負極の黒鉛と電解液が反応する。この反応で発熱が加速し、140℃以上では正極と負極を分離してるセパレーターが溶融。いわゆるショート状態だ。
ショートすると過熱が進み、200℃以上で正極材の酸化物が熱分解して酸素を放出。酸素が気化した電解液と燃焼して火災に至る。酸素を自前で供給するから消火剤でも消せない無敵の火炎だ。
さらに温度がアルミの融点660℃を超えると、正極の集電材のAlが融解して正極の酸化物とテルミット反応が起こり1000℃以上にも達する。
温度が一定以上になると発生する発熱要因が連鎖的に発生するのがリチウム電池。ひとつの電池が燃えて隣の電池が80℃になると次も燃える。発火温度が低いから火災は止まらない。化学反応によるものだから消化剤は役に立たない
長いと4時間燃え続け消火は不可能
ちなみに過失がない限り発火させた車には賠償責任がないので、マンションや周囲にとめた車が延焼しても保険はおりない
https://www.afpbb.com/articles/amp/3222170
欧州ではEV用にプールとクレーンをセットにして車ごと水に入れて一気に温度を下げる消火装置が開発されている
こういうのでないと消火は不可能
https://i.imgur.com/vdN8SWT.jpg