岸田首相は韓国の言い分を否定する。「首脳会談じゃありません」
https://money1.jp/archives/89781

先の上掲記事でその内容をご紹介しましたが、日本側はこれを略式でも「首脳会談」とは認めておりません。

会談ではなく「懇談」としているのです。

妥協して顔合わせは行ったものの「仕方なく会ったのだ」という意思を表明するものです。

これは首相官邸が出したプレスリリースにも現れています。以下に該当部分を引用します。
(略)

岸田文雄首相に対して「日和って会談を行った」という批判がなされていますが、岸田さんからすれは「会談は行ってないよ」なのです。

上掲のとおり、日本の認識はあくまでも懇談。

ですから、政権が変わってからの「初めての日韓首脳会談」はまだ行われていないのです。

傑作なのは「実務的な雰囲気の懇談」という表現です。

「的な雰囲気」なので「実務ではない」のです。つまり、懇談が「あいさつ程度のものであった」と言っています。