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ソウル・イテウォン(梨泰院)での圧死事故現場にあるハミルトンホテルが9年間に渡る無断増築により、5億ウォン(約5000万円)を超える履行強制金を支払っていたことが分かった。

 4日、ソウル市議会住宅空間委員会のキム・テス国民の力議員がソウル市住宅政策室から受け取った資料によると、ハミルトンホテルは2013年からおこなっていた本館と別館の無断増築が摘発され、違反建築物に登録された。

 摘発件数は昨年までの9年間で本館3件、別館4件の計7件だ。これによりハミルトンホテルが支払った履行強制金は5億553万3850ウォン(約5270万円)に達する。事故が発生したホテル横の下り坂に連結された本館裏のテラス拡張での支払い額は、397万680ウォン(約41万円)だった。

 建築物許可権者である区長は違反建築物を摘発すると、事前通知後に1・2次是正命令を下す。これを履行しなければ、履行強制金を賦課する。同一物件が3年以内に2回以上摘発された場合、履行強制金は倍に増えるが、ハミルトンホテル側はこれを受け入れ履行強制金を支払って持ちこたえていたというわけだ。

 キム・テス市議員は「5億ウォンを超える履行強制金が科されても是正しないというのは、現在の行政措置が不十分であるとの意味」とし、「ソウル市はヨンサン(龍山)区と共に、すぐに対策を準備すべきだ」と述べた。

2022/11/04 16:33配信
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