カタール・ワールドカップ(W杯)開幕が迫る中、イタリア紙『レプブリカ』が3日、特集を組み、2002年日韓W杯を振り返った。

21日にカタールで開幕を迎える“4年に1度の祭典”へ向けて、イタリア紙は、いまから20年前に開催された日韓W杯について「W杯…20年前の韓国におけるイタリアのドラマと、いてはならなかった(バイロン)モレノ主審」の見出しで特集。決勝トーナメント1回戦で誤審疑惑の中、韓国に敗れて敗退したイタリア代表の悪夢を振り返った。

「警鐘はその14年前から鳴っていた。韓国のホームで相手を倒すことは、あらゆる点から一筋縄ではいかない」とイタリア紙は主張。遡ること1988年に開催されたソウル五輪においても「スポーツ史上おそらく最大級の盗難」が発生(ボクシング・ライトミドル級の韓国代表パク・シホンがイタリア代表ヴィンチェンツォ・ナルディエッロや米国代表のロイ・ジョーンズを不可解な判定で下し、金メダルを獲得)する事例があったことを指摘した。

■トッティの退場にでっち上げのオフサイド

日本で行われたW杯グループGにおいて、首位メキシコに次ぐ2位での通過を決めたイタリア。だが「ホームチームの韓国との決勝トーナメント1回戦において、独特でほぼ無表情のエクアドル人主審バイロン・モレノが指名」される不運に見舞われた。
「(ジョヴァンニ)トラパットーニのチームはグループステージにおいて、特別に輝きを見せてわけではなかった」が、「モレノが副審の“完璧なアシスト”の元で試合を裁いていなければ、アッズーリは勝ち進めたはずだった」とイタリア紙は振り返る。
序盤から韓国に有利な判定が続いた一戦。

アッズーリは「幾度となくシュートを外し、致命的な守備のミスもあった」。だが1-1のまま突入した「延長戦後半、(フランチェスコ)トッティが退場処分を受けた上、(ダミアーノ)トンマージの極めて正当なゴールがでっち上げのオフサイドを理由に取り消されたことも」敗退の要因だったと指摘した。なお、韓国はその後、当時ペルージャに所属していたアン・ジョンファンのゴールデンゴールで2-1と勝利を収め、W杯ベスト4の快進撃につながった。

11/4(金) 22:01配信
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