自民党の麻生副総裁は、7日の同党の役員会で、韓国の尹錫悦大統領と会談したことについて、岸田首相と尹大統領の首脳会談に向けて「“前さばき”の一環を担った」と説明した。

役員会後に茂木幹事長が会見で明らかにした。

麻生氏は2日、韓国のソウルで尹大統領と会談している。

この会談について、自民党の役員会で麻生氏は、「大統領とは1時間半、会談したが、やはり直接会って話し合うことは大変、有意義だと思った」と語った。

また、会談で尹大統領に対し、「日韓関係を正常化することは、日韓関係だけではなく、今、不安定化し、安全保障環境が厳しさを増している地域の安定にとっても極めて重要だ」と伝えたことを明らかにした。

その上で、「岸田・尹会談が適切なタイミングで実現できるよう、前さばきの一環を担わせてもらった」と述べた。

麻生氏と尹大統領の会談をめぐっては、松野官房長官が2日の会見で、「日韓協力委員会会長として訪韓する。首相の特使として訪問する事実はない」として、あくまで民間外交としての訪問するとの認識を示していた。

11/7(月) 19:24配信
FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
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