[ソウル 10日 ロイター] - 韓国政府は10日、ソウルの大半と近郊で住宅ローン規制を12月1日から緩和すると発表した。一時過熱していた不動産市場が金利上昇で冷えてきたためという。

具体的には、ソウルで初めて住宅を購入する場合、不動産価値の最大50%までの融資が受けられるようになり、現状の20%から上限が引き上げられる。

15億ウォン(109万ドル)以上の不動産に対する住宅ローン禁止措置も撤廃される。

秋慶鎬・企画財政相は政策会合で「不動産価格はこれまで過度に上昇しており、部分的な下振れは避けられないが、最近の急激な金利上昇に伴う急速な市場の冷え込みこそ懸念すべき」と述べた。

11/10(木) 12:13配信
ロイター
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