世界基督教統一神霊協会(現・世界平和統一家庭連合)の開祖・教祖、文鮮明が朴正煕政権時代の大韓民国中央情報部(KCIA)の指示を受け、1968年1月に韓国で、同年4月に日本で創設した[1][2]。勝共は教義の一つとして、 「共産主義をこの地球上から完全に一掃する」「朝鮮半島が突破口に第三次世界大戦が必ずおこらなければならない 」「日本は生活水準を3分の1に減らし、税金を4倍、5倍にしてでも、軍事力を増強してゆかねばならない」とし、日本の国民に犠牲(生贄)になることを要求している[1]。

日本の初代会長は家庭連合の会長でもあった久保木修己であり、久保木は教義として「美しい国 日本の使命」「勝共こそキリスト者の聖使命なり」と説いていた[7]。

また、下村博文元政調会長が関連団体から陳情を受け、自民党の公約に反映させるよう指示を出していた疑いが指摘されている[8]。

なお本稿では、日本での母体となった宗教法人世界基督教統一神霊協会(現・世界平和統一家庭連合)を「統一協会」、その母体である韓国の同名組織とその思想全体を指して「統一教会」と記述する。

ネトウヨおじさん惨敗