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9番、プロアマ戦に出場しグリーンからボールをパターで上げるトム・キム(撮影・加藤哉)

 国内男子ツアーのダンロップフェニックスが17日、宮崎・フェニックスCC(7042ヤード、パー71)で開幕する。19年大会以来の招待選手の1人で、世界ランク15位トム・キム(20=韓国)が16日、プロアマ戦後に会見した。

 「日本の大きなトーナメントに出場できて、光栄だし、楽しみです」。韓国で生まれ、オーストラリア、フィリピンに移住し、韓国語、英語、タガログ語を操るトリリンガルで、15歳だった18年にプロ転向。アジアの下部ツアーでキャリアをスタートさせ、昨年に米下部ツアー予選会に失敗しながら、スポット参戦で米ツアー出場権を得て、瞬く間に2勝を挙げた。

 弱冠20歳で飛び抜けた実績を残すゴルフのすごさと対照的に、本名の金柱亨(キム・ジュヒョン)から登録名「トム・キム」に変えた理由がかわいい。

 由来はCGアニメーション「きかんしゃトーマス」だ。「小さい時、大好きで、よく見ていた。トーマスのパジャマやランチボックスを持っていた」と笑う。

 プロ仲間から、宮崎グルメの情報も収集済みだ。

 「宮崎ビーフを薦められて、月曜日早速食べました。次は地元の雰囲気があるような店で食べたいです」

 日本文化も楽しみながら「たくさん煙を吐かせて、頑張ります」とトムは話していた。

11/16(水) 15:57配信
日刊スポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/306f282460e7453657c7f8b4c602ee66500f8a46