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まるでマンガ肉のようなサイズ感と濃密な味わいで韓国・ソウルで話題沸騰中のウデカルビ。

聞いたことないという方も多いかも知れないが、ウデカルビとは「ウデ」は「ウ(牛)」と「デ(大きい)」を組み合わせた、その名の通りビッグサイズな牛の骨付きあばら肉のこと。ソウル・三角地に2018年末頃オープンした焼肉店「夢炭( モンタン )」が提供したところ話題となり、今や韓国焼肉シーンを席巻する人気を博しているそうだ。

そんなウデカルビがなんと大阪の学生街、石橋阪大前に11月13日オープンした韓国料理店「韓国料理きくりん」でいただけると聞き、さっそく足を運んでみた。

きくりんのウデカルビは全て国産牛で、長さは約30センチ。一見するにゴツイ。これを藁で一気に網焼きしていただくのだ。

焼き上げにはしばし時間を要するので、それまでは豊富に揃えられたキムチやナムル、韓国料理の一品料理に舌鼓。

色々といただいたが韓国風茶碗蒸し「ケランチム」は具に明太子やホルモンが入っていて、日本の茶碗蒸しとは違った世界観で楽しい。お酒好きの人には牛や海鮮のユッケもたまらないアテになるだろう。僕もマッコリやチャミスルでずいぶんと楽しませていただいた。

そうこうしている内に、藁の香りをまとって香ばしく焼き上げられたウデカルビが登場。これをさらに卓上の鉄板で仕上げる。

ハサミで一口サイズに切り分けられたウデカルビはえも言えぬジューシーさ。カルビだが程よく脂が落ちていて、しかも肉の甘い香りと藁の香ばしさの相乗効果でいくらでもパクパクと口に運べてしまう。レタス、大葉などで巻いて食べるのもいい。これは韓国で流行するのも納得だ。

添えられた「焼きニラもやし」も網脂をまとっており、普通の野菜炒めにはないシャキシャキ、クニュクニュとした食感のコントラストが楽しめる。野菜を多く摂りたいという人にもうってつけだと思う。

ダメ押しにウデカルビを焼いた後の鉄板を再利用した「〆の辛子チャーハンとコムタンスープセット」もいただいたのだが、これが美味しくないはずがないので説明は省かせていただく。

こんな具合に韓国最新グルメを堪能できる「韓国料理きくりん」は学生街という立地を考慮してか、価格設定も良心的。時節柄、韓国旅行にはまだまだハードルを感じる人が多いと思うので、焼肉ファンはひとまずはこちらでウデカルビをお試しになるのがよろしいだろう。

韓国料理きくりん
まいどなニュース
11/19(土) 18:30配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef76f1cc80b7ac55ba95cf7387a5b6f98d540686