同点ゴールの瞬間、カカオトークがフリーズ

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▲チョ・ギュソン(写真=NEWSIS)

 28日の2022国際サッカー連盟(FIFA)ワールドカップ(W杯)カタール大会グループリーグH組第2戦、韓国対ガーナの試合で2ゴールを決めたチョ・ギュソン(24)=全北現代=。彼の写真共有ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「インスタグラム」フォロワー数が急増している。第1戦の試合後はフォロワー数が2万人だったが、第2戦終了直後には100万人を突破した。さらに、チョ・ギュソンが同点ゴールを成功させた瞬間、メッセージ・アプリ「カカオトーク」のメッセージ送信が止まった。

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 サッカーW杯韓国代表チームはこの日、カタールのアル・ライヤーンにあるエデュケーション・シティ・スタジアムで行われたガーナ戦に2-3で負けた。韓国は1敗1分けとなり、決勝トーナメント進出が不透明になったが、この日のチョ・ギュソンは目覚ましい活躍を繰り広げ、しばし韓国国民を歓喜させた。

 0-2とリードされた後半13分、李康仁(イ・ガンイン、21)=RCDマジョルカ=が左から上げたクロスをチョ・ギュソンがそのまま横っ飛びになってヘディングし、ゴールを決めた。そしてその3分後、チョ・ギュソンは金珍洙(キム・ジンス、30)=全北現代=のクロスを一度ヘディングで受け、2-2にした。その後、韓国がガーナにもう1点許してしまい、2-3で敗れたが、チョ・ギュソンの痛快な2ゴールはスタジアムにいた韓国応援団だけでなく、韓国にいたサッカー・ファンも大喜びさせた。

 チョ・ギュソンはW杯出場2試合目で新たな歴史のページを書き加えた。韓国人選手としてはW杯1試合で初めてマルチゴール(2ゴール以上)を決めた選手になったのだ。チョ・ギュソンは試合後「あと1試合あるので、最後まであきらめずに頑張りたい。最後まで応援してくだされば、あきらめずに一生懸命プレーできる」と第3戦に臨む覚悟を語った。

 チョ・ギュソンは今回のW杯出場により、世界中で人気が急上昇している。24日、売木愛との第1戦で後半30分ごろ交代投入され、ピッチに立ったのは短い時間だったが、そのルックスで全世界のサッカー・ファンたちの注目をさらった。中継カメラが彼の顔を映した瞬間、ネット上のコミュニティー・サイトやSNSは大騒ぎになった。海外のサッカー・ファンたちは「韓国代表チームの9番は誰?」と情報を集め始めた。

 チョ・ギュソンの人気はインスタグラムのフォロワー数が証明している。第1戦の時に2万人だったフォロワー数はたった一日で24万人を突破した。第2戦で2ゴールを決めた時は83万人、試合終了後の29日午前0時17分には100万人を超えた。チョ・ギュソンが同点ゴールを入れた瞬間はカカオトークのメッセージの送信が止まってしまった。

キム・ソジョン記者

チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
2022/11/29 12:03
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