韓国メディアの朝鮮日報(電子版)が4日に「“ありがとうガーナ代表”、韓国国内でガーナチョコレートが飛ぶように売れている」と報道。サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で韓国代表の決勝トーナメント進出を“アシスト”したガーナ代表が韓国国内で話題になっていると伝えた。

 韓国代表は2日に行われたW杯カタール大会1次リーグH組第3戦でポルトガル代表と対戦。世界ランク9位(韓国は28位)の強豪から2―1の逆転勝利を飾り、3大会ぶりの決勝トーナメント進出を果たし韓国メディアからは「ドーハの奇跡」と報じられた。

 ただ、この試合で勝利してももう一方のガーナ対ウルグアイ戦の結果次第では1次リーグ敗退となっていたため同メディアは「2点をリードしたウルグアイにあと1点でも取られていたら我々はラウンド16に進むことは出来なかった。ガーナは決勝T進出の可能性がほとんどなくなっても最後までウルグアイに食らい付き、守備陣は体を投げだして守ってくれた」とし、0―2というスコアで敗れたガーナ代表を称賛した。

 このガーナ代表の“アシスト”は韓国でも話題になっているとし、コンビニエンスストアの「CU」によると、この週末の「ガーナチョコレート」の売り上げが32.7%増加したもよう。さらに試合後、ガーナ代表のサポーターが「Koreaコール」まで唱えてくれたと報じ、韓国国内では「ありがとうガーナ」の声が上がっていると紹介した。

スポニチ 2022年12月5日 06:30
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