米国防総省は先月末、中国の軍事力に関する年次報告書を公表した。今回は中国の核兵器開発のロードマップについて重点が置かれた。

現在、中国が保有する核弾頭の数は400発に上ると分析した上で、2030年までに1000発、2035年までに1500発に増えるとの見通しを示した。

このデータはどこから持ってきたのだろうか。米国防総省がデータの出どころを明かさないのは、推論に過ぎないものを公にすることで、有識者から物笑いにされることを恐れたためであろう。

米国防総省は、いわゆる「中国脅威論」を捏造し、議会に軍事費の増額を要求するために、どこからかの受け売りで誇大妄想を抱いたこの報告書を作成したとみられる。

米国は今回、核兵器問題で現状を軽視し、大胆な推測をしているが、核軍縮・不拡散分野での不名誉となるような行為を隠蔽するために、他人を泥棒呼ばわりしているのであろう。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2022-12-17 15:54:26
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2022-12/17/content_85016134.htm