中国がハニートラップを仕掛けて韓国に対する浸透工作を行っているとする韓国の一部メディアの報道に対し、在韓中国大使館は「強烈な不満と断固とした反対」を表明した。

中国共産党系の環球時報によると、在韓中国大使館は26日、報道官談話を発表。「韓国の一部メディアは最近、いわゆる(中国の)海外警察署について騒ぎ立てたのに続き、中国がハニートラップを仕掛けて韓国に対する浸透工作を行い、韓国の内政に干渉していると主張している」とした上で、こうした報道は「無中に有(ゆう)を生ず、下心ある中傷で、礼節に反し」、いわゆる「欲加之罪、何患無辞(人に罪を着せようとすれば、その口実はいくらでもある)」だと反発した。

談話は「(韓国の)一部メディアが、事実や真相を顧みず、事にかこつけて言いたい放題で、故意に中国のイメージに泥を塗り、中韓関係の世論の雰囲気を悪化させることに対して、われわれは強烈な不満と断固とした反対を表明する。韓国国民の多くが事の是非をはっきり区別できると信じている」とした。(翻訳・編集/柳川)

https://www.recordchina.co.jp/b906706-s25-c100-d0192.html