【01月06日 KOREA WAVE】韓国政府が中国からの入国者に対する新型コロナウイルス感染の厳しいの防疫措置を施行すると、中国ではオンラインを中心に一部のネットユーザーの間で批判が起きている。

韓国政府は2日から、中国からの入国者を対象に入国前後に新型コロナ感染の検査を実施し、陰性が確認された場合にのみ入国を許可することにした。また中国で感染が急拡大する状況を踏まえ、外交・公務、必須企業や人道的理由などを除いた短期ビザ発給を来月末まで制限することにした。

事実上、中国人を対象にした入国禁止措置を取ったわけだ。

これに対して、中国最大ポータルサイト「百度(バイドゥ)」や中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」では、韓国の防疫政策に対する非難が殺到した。

微博では「(韓国に)行きもしないし、買いもしない」として、いわゆる“NO韓国”が広がっている。ユーザーらは「韓国が中国人観光客を歓迎しないのならば、私たちも韓国に行ってはならない」「韓国が中国を遮断しようするなんて、身の程を知らない」「日本でも米国でもない韓国が、こんなことになるとは思わなかった」などの反応を見せている。

中国外務省の汪文斌副報道局長は、韓国政府の防疫措置強化について「各国の防疫措置は必ず科学的であるべきで、度を越えてはならない。正常な人員交流と、交流に影響を与えてはならない」と主張している。

KOREA WAVE/AFPBB News

1/6(金) 13:12KOREA WAVE
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8c1735b855ddd093a0bf3fb6d4c11c6cd70ebd1