覚醒剤を密輸しようとしたとして、東京税関が中国人の男を東京地検に告発しました。覚醒剤は水に溶かされ、素焼きタイルに染みこんでいたということです。

埼玉県鴻巣市のアルバイトで、中国人の游小兵被告(29)は去年10月、仲間と共謀し、覚醒剤が染みこんだおよそ63キロの素焼きタイルをメキシコから航空貨物で密輸しようとした疑いがもたれていて、既に逮捕・起訴されています。

素焼きタイルが水分を吸収しやすい性質を悪用したとみられています。

東京税関によりますと、いわゆる「泳がせ捜査」で荷物の届け先を確認したところ、さいたま市のアパートで游被告が受け取ったということです。

東京税関は、去年摘発した覚醒剤密輸の件数をおよそ200件と見込んでいて、おととしの62件と比べ、3倍と急増しています。

1/26(木) 14:17配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/1186822fbd1fac6e003dfafe14fed741fafd66cd