「ありのままの自分を認め、愛する」というボディポジティブムーブメントが世の中に広がりつつある一方で、理想の美しさや大好きな有名人と同じ見た目を手に入れるために、気の遠くなるようなお金と時間をかけて整形を繰り返す人もいる。とある韓国人女性が、憧れの存在であるキム・カーダシアンのようになるために、約800万円をかけて全身整形したことで話題を集めている。

渦中の人物となっているのは、韓国出身で現在28歳のCherri Lee(以下チェリ)。パートタイムの英語教師として働くチェリは、自身が「世界で最も美しい女性」と憧れているキム・カーダシアンのような見た目を手に入れるために、これまで約800万円以上を費やし15回もの整形手術を受けたという。二重整形をはじめ、ブラジリアンヒップリフト、豊胸手術、顔面再建手術など、その種類は多岐にわたる。
以前の自分についてチェリは「アジア系のルックスが好きじゃなかった」「グラマラスな胸とヒップをもつ、キム・カーダシアンのような西洋人の容姿に憧れていた」と語る。2010年頃。辛い失恋を経験したことをきっかけに整形を決意。所謂“手術中毒”のような状態になりながらも、「痛みで目が覚めても、それが自分へのご褒美になるとウキウキしていた」そう。Before→Afterを見比べるとその激変ぶりは一目瞭然。チェリの家族のなかには、彼女だと気づかない人もいるのだとか。
そんなチェリに対してSNS上での意見もさまざま。「彼女の好きにやればいい」「整形で自信がついたなら何より」と擁護する声もある一方で、「整形前のままでよかったのに」「お金の無駄遣い」「そもそもキム・カーダシアンに似ていない」など否定的なコメントも多数寄せられている。このような反応についてチェリは「まったく気にしていない」「好きな見た目を手に入れることができて本当に幸せ」と、アンチたちを一蹴した。

生まれ持った自分の顔や体を愛することはもちろん、チェリのように理想の美しさをとことん追求し自信を獲得することも、多種多様に派生するセルフラブのひとつの方法といえるかもしれない。あなたはどう思う?

元ソース
ELLEgirl UNI
ELLEgirl NextLAB

ソース
https://news.yahoo.co.jp/articles/90614e14d17dad5991c9cb3d5c248966e07d40ec