【釜山聯合ニュース】韓国南部・釜山の30の市民団体が2日、市内の日本総領事館近くにある「平和の少女像」前で記者会見を開き、日本に対し東京電力福島第1原子力発電所の処理済み汚染水を海洋に放出する計画の撤回を要求した。

 市民団体は「私たちの海は日本の放射能汚染水の下水溝ではない」と記した横断幕やプラカードを掲げた。汚染水の毒性は数多くの研究で明らかにされているとしながら「放出は世界中の海を地獄の海にする」と危険性を訴えた。

 団体側は「放射能汚染水の放出計画を強行する日本を糾弾し、放出計画を直ちに撤回するよう要求する」と声を張り上げた。

 日本政府は汚染水を浄化処理した後の水の放出開始時期を「春から夏ごろ」と見込む。放出計画には太平洋の島国や中国なども反対する立場を示している。

聯合ニュース 2023.02.02 15:57
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