最近、東京、大阪、沖縄のドン・キホーテに若者や観光客の行列ができているのをご存じだろうか。

 これは「大王チーズ10円パン」を購入するためのものだ。「物価高騰に背を向け続ける“安いニッポン”もそこまできたか」と驚く人も多いかもしれないが、10円で買える激安パンではなく、500円で買える巨大な10円硬貨型のスイーツである。

 ベビーカステラのような甘めの生地に、とろりとしたチーズが入っているというあましょっぱい味もさることながら、とにかくインパクト大のビジュアルが「インスタ映えする」ということで、若者を中心にちょっとしたブームとなっているのだ。

現在、店舗はドン・キホーテ渋谷本店、道頓堀店、国際通り店の3つに加えて、東京・原宿のK-TOWNフードコートと道頓堀の路面店の計5つ。これからさらに人気が上がっていくという見立てもあるので、店舗はさらに増えていくだろう。

 「次から次へといろいろなものを考えるな」と関心する人も多いだろうが、個人的には10円パンの勢いを見ていると、最近の「ヒットの法則」がより明確に浮かび上がってきたと感じざるを得ない。

 それは、一言でいえば「韓国でヒットしたものを日本で真似ればそれなりにヒットする」というものだ。

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Yahooニュース(ITmediaニュース) 2/14(火) 9:56配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3326999b1245f76384ae6829960f19e5822b0ef