サッカー元韓国代表の廉基勳(ヨム・ギフン)氏が、同国のレジェンドである朴智星(パク・チソン)氏が現役時代に日韓戦で見せた伝説のパフォーマンスの〝真意〟を明かした。

 2010年5月に埼玉スタジアムで行われたA代表による日韓戦で、エースとして出場した朴氏は強烈なミドルシュートを決めた。当時の岡田ジャパンにとってはホームで0―2と完敗を喫する屈辱の思い出だ。

 日本を沈めた朴氏の一撃は今でも語り草になっており、ゴールの後に日本サポーターの前を悠然と歩いたパフォーマンスは〝散歩セレモニー〟と韓国で称され、日韓戦における伝説の1ページとしてファンの間で記憶されている。

 韓国メディア「スポーツ韓国」は、その試合で朴氏とともに出場していた廉氏が散歩セレモニーの〝狙い〟について語ったと報道。「朴智星先輩は『日本の観客は静かにしろというメッセージを伝えるために散歩セレモニーをした』と明かしたことがある」と廉氏は説明した。つまり日本のサポーターの熱狂的な応援を黙らせようとしたというわけだ。

 朴氏のパフォーマンスは韓国で現在でも関心が高いようだ。

2/21(火) 18:01 東スポWEB
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