コロナ禍の水際規制が緩和され、韓国には中国人観光客を上回る数の日本人が訪問し
Kポップアイドルゆかりの地やカフェめぐりを楽しんでいる。
「日韓関係はブームや冷却期間を経て、成熟した関係になりつつある」(専門家)との指摘も出ている。

 2月の週末、韓国の伝統家屋「韓屋(ハンオク)」が軒を連ねるソウルの北村地区の通りは、記念撮影する日本人観光客らでにぎわった。
日本から友人と旅行に来た大学生の女性(22)は初めての韓国だ。
Kポップが好きで、韓国に来たのも「推し活ですね」。応援するアイドルゆかりの場所などを訪ねた。
鶏1羽分を煮た鍋料理の「タッカンマリ」も味わい、「また来てみたい」と笑顔だった。

ホテル稼働率、コロナ前の水準に

 東京から来た会社員の女性(51)は近くでトッポッキ(餅の甘辛炒め)を食べた後、北村に散策に立ち寄った。
韓国旅行はもう10回目ぐらいだというリピーターだ。今回はコロナ禍の前以来、久々の訪問。「近くて手軽に来られる。ソウルの市場などをまた訪ねることが楽しみです」

Yahooニュース 朝日新聞 3/5(日) 9:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/17a87fcf495b526f90617630aec81bac70106943