【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が潜水艦から戦略巡航ミサイルを発射する訓練を行ったことに絡み、韓国軍がこれに対抗する迎撃ミサイルを海外から購入するとともに、独自開発を進めることが分かった。

韓国の防衛事業庁は13日、防衛事業推進委員会を開催し、このような内容を盛り込んだ事業案を可決した。

 同事業は巡航ミサイルを迎撃できる米国製の艦対空ミサイル「SM6」を米国製の防衛装備品を購入する際に利用される制度「対外有償軍事援助(FMS)」で調達するもの。

 事業期間は2023~31年で、総事業費として7700億ウォン(約790億円)が策定された。

 また米国製の艦対空ミサイル「SM2」に代わるミサイルを国内で開発・量産する事業案も可決された。2030年まで事業が進められ、総事業費は量産を含めて6900億ウォン。

SM6が導入され、SM2に代わるミサイルが戦力化されれば、迎撃可能な範囲が広がり、北朝鮮の巡航ミサイルや弾道ミサイルなどへの対応能力がさらに強化される。

《後略》

yugiri@yna.co.kr

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聯合ニュース 2023.03.13 20:00
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