韓国に唐辛子を伝えたのは日本人だ
https://news.nifty.com/article/world/china/12190-20210815_00015/
1592年の朝鮮出兵の際に日本人が朝鮮半島に持ち込んだ。
では、なぜ日本ではキムチ文化が生まれなかったのだろう。

「肉食文化」の有無が日本と韓国を分けた。肉食禁止令が長かった日本では、唐辛子はあったが
「七味の1つ」でしかなく、肉の臭みを取るニンニクやコショウのような「香辛料」の需要は少なかった。

さらに、朝鮮半島ではチンギス・ハーン率いる元の侵入により肉食の習慣が広まり、いろいろな
動物の肉を食べるようになったとし、その点で抗菌・防腐作用のある香辛料はなじみ深かった。
そのため、唐辛子の効能が認められると広まるのも早く、漬物にも唐辛子を使うようになった。

いずれにせよ、日本と韓国とでは、漬物文化がそれぞれ別の発展を遂げたと言えるだろう。
これには歴史的な理由のほか、気候の違いなども関係しているのかもしれない。