★筑波大学大学院教授・古田博司 日本軍と戦わない屈折が反日に

 近代史上、韓国は日本軍と戦ったことがない。
 韓国が主張する戦いは1920年の青山里戦闘1回きりで、敵は朝鮮人匪賊だった。当時の満州には、このようなアウトサイダーがあちこちにいた。
 対日戦争を独立戦争として戦ったのは北朝鮮の故金日成国家主席と仲間たちだけだ。青山里の戦闘で勝ったというウソを定着させようと
 韓国は骨を折ってきたが、戦場に残ったのは日本軍であった。敗けた方が戦場に残る道理はない。

 韓国が英雄として誇るのは、あとは爆弾魔のテロリストだけだ。有能な人材は全て日本の近代化に参画したから、放浪者しか残らない。
 その放浪者の爆弾テロリストを英雄に仕立てなければならないのは、今の韓国の悲哀である。

 長く英国支配に抗してきたアイルランドでは、このような卑劣を正義とは見なさない。
 ダブリンにある旧英総督府は、1916年の「イースター(復活祭)蜂起」の記念館になっているが、掲げられている英雄たちはみな蜂起の指導者で処刑された者たちである。

 中国人で日本軍に正面戦を挑んだのは、国民党軍であり、共産党軍ではない。
 中国研究者たちは1990年代後半から戦いを主導したのは共産党だという恥ずべきウソに加担したが、今では正常心に戻っている。
 中国にいた日本軍を勝者として武装解除したのは、国民党軍であり、満州の方を武装解除したのは、旧ソ連軍である。
 共産党軍は日本軍の武器をソ連軍から供与され、この火力で戦後、国民党軍を台湾にたたき出した。
 http://sankei.jp.msn.com/world/news/121017/kor12101703180000-n1.htm