（ブルームバーグ）： 米国と韓国、日本は３日、韓国・済州島沖の公海で対潜水艦および捜索救助の合同訓練を開始した。韓国国防省が声明で明らかにした。訓練は４日までの２日間で、米海軍の原子力空母「ニミッツ」などが参加する。北朝鮮の反発を招くのは確実視されている。

同様の訓練が2022年に実施された際、北朝鮮は５年ぶりに日本列島の上空を通過させる形のミサイル発射を行った。

韓国国防省は声明で「今回の対潜水艦の訓練は、潜水艦発射弾道ミサイル（ＳＬＢＭ）など北朝鮮の高度化する水中脅威に対し、韓米日の対応能力を向上させる」ためのものだと説明した。

こうした訓練に対し、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は前例のない対応を行うと警告してきた。

国営朝鮮中央通信（ＫＣＮＡ）は２日の論説で、北朝鮮が核攻撃力で敵を抑止する準備を備えていると警告。敵は「必ず代価を支払うことになると肝に銘じなければならない」とした。

4/3(月) 12:32 Bloomberg
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b2364a90a95acfae4f283080872ecafaec6fae3

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