中国メディアの環球網は13日、モンゴル高原で発生した黄砂が韓国に飛来する中、「韓国の一部メディアがまた中国に責任を押し付けようとしている」とする記事を掲載した。

記事によると、韓国KBSテレビは12日、「中国の内モンゴル高原などで発生した黄砂」が韓国のほぼ全域に飛来し、粒子状物質の濃度は「非常に悪い」になり、今回の飛来は13日まで続くとみられると報じた。韓国メディアの毎日経済は同日、「中国発黄砂で微細粉塵『非常に悪い』」との見出しを付けた。黄砂の発生地について「ここは地獄か」などとあおり立てるような表現をしたメディアもあるという。

記事は「韓国が悪天候の責任を中国に押し付けるのは今回が初めてではない」とし、2021年3月16日に中国外交部の報道官が定例記者会見で、「中国を発生源とする黄砂」が韓国を襲い、韓国の大気の質を深刻に悪化させているとの韓国メディアの指摘に対して、「環境と大気汚染の問題に国境はない。その発生源などについて結論を出すには、科学的モニタリングと総合的な分析を前提とする必要がある」「科学的、建設的な姿勢でこうした問題を受け止め、ポジティブな方向へ世論を誘導すべきだ」などとし、中国については「砂漠化防止・対策を非常に重視し、すでに顕著な成果を収め、近年、黄砂の観測される日は著しく減少している」と述べたことを取り上げた。(翻訳・編集/柳川)

Record Korea 2023年4月13日(木) 11時0分
https://www.recordchina.co.jp/b912411-s39-c100-d0192.html

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