【NEWSIS】ポーランドのモラビエツキ首相は13日(現地時間)、フランスのマクロン大統領による先日の中国訪問がウクライナ問題に及ぼす影響について懸念を示した。

 フランス24やAFP通信などによると、現在訪米中のモラビエツキ首相は13日に現地シンクタンクのアトランティック・カウンシル主催の行事に出席し「台湾は自分たちのことではないと言いながら、今日と明日、ウクライナを保護することはできない」と指摘した。

 モラビエツキ首相は「もしウクライナが(ロシアによって)征服されれば、その翌日中国は台湾を攻撃するかもしれない」とも述べた。

 これはマクロン大統領が中国を訪問した際にとった台湾に対する中立的な態度を念頭に置いた発言とみられる。

 マクロン大統領は今月9日、中国への国賓訪問を終えて帰国する際、機内で行われたインタビューで、いわゆる「戦略的自立性」を重ねて強調した上で、台湾問題に対する中立的な立場を示した。

 マクロン大統領は「米中対決の属国になるべきではない」と強調したが、この発言でマクロン大統領は欧米諸国から多くの批判を受けた。

 モラビエツキ首相は「『欧州の自主性』という言葉はかっこよく聞こえるだろう。しかしこれは欧州の重心を中国に移し、米国との関係を断ち切ることを意味する」と指摘した。

 モラビエツキ首相は「事実上、われわれ(自らの)膝に銃を撃つことを意味するのであれば、私は戦略的自立性の概念をよく理解できない」と批判した。

 さらに「欧州の一部の国はロシアでやって来たのと同じ失敗をやろうとしている」として「この失敗は劇的な(依存の)失敗」と指摘した。

キム・イェジン記者

NEWSIS/朝鮮日報日本語版 2023/04/14 08:22
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/04/14/2023041480007.html


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