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2023/04/14(金) 12:32:48.64ID:CfAFJDI/【閲覧注意】胴体に矢が刺さった状態で発見された野良犬
済州西部警察署は13日、動物保護法違反の疑いで40代の男を同日、送検したことを明らかにした。男は昨年8月25日午後7時から9時の間に、済州特別自治道西帰浦市内にある自身のビニールハウス横の倉庫周辺をうろついていたイヌにカーボン製の矢(長さ70センチメートル)を放ち、刺した容疑が持たれている。
このイヌは翌26日午前8時29分ごろ、犯行場所から直線距離で10キロメートルほど離れた済州市内の公民館近くで、胴体部分に矢が刺さったままの状態で発見された。アラスカン・マラミュートとの雑種で、3歳のオスとみられている。被害に遭ったイヌは発見されてすぐ動物病院に運ばれ、矢を取り除く手術を受けた。
捜査に乗り出した警察は、聞き込みや周辺の防犯カメラの分析などに着手したが、容疑者の特定に困難を来した。矢が刺さったイヌが発見された地域は防犯カメラが少ない山の中腹一帯で、人通りが少ない場所なので、目撃者も見つからなかったという。チラシを配り、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じても「公開手配」するなど、約7カ月間にわたり延べ480人余りを投入する集中捜査を行った。そしてついに先月22日、西帰浦市内で男を摘発した。
男は当初、容疑を否認していたが、家宅捜索で矢が見つかると、犯行をすべて認めた。男は数年前から、自身が飼っているニワトリに周辺のイヌが被害を与えているという理由で、イヌに対し嫌悪感を抱いていたという。男は犯行時、ビニールハウス周辺に現れたイヌを追い払う目的で矢を放ったが、偶然刺さってしまった、と供述したとのことだ。しかし、警察は「このイヌは当時、男のニワトリに被害を与えた状況ではなかった」と説明した。
被害に遭ったイヌは首輪をつけていたが、認識票や登録チップがなく、飼い主は見つかっていない。現在は動物保護団体が保護中しており、「チョンジ」という新しい名前が付けられた。近く、海外の里親に引き取られる予定だとのことだ。
キム・ミョンジン記者
朝鮮日報日本語版 2023/04/14 10:31
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